Arturia Prophet V Manuel d'utilisateur Page 75

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6 減算方式シンセシスの基礎
減算方式の音色作成は 1960 年代の終わりごろに登場した初期のアナログ・シンセサイザーに使用さ
れ、最もポピュラーな音色作成方式です。この方式を採用していたシンセサイザーには、Moog(モー
グ)、Sequential Circuits社のプロフェット・シリーズ、ARP(アープ)、EMS、 Oberheim(オーバ
ーハイム)、ローランドのSHシリーズやジュビター・シリーズ、ヤマハのCSシリーズ、コルグのMSシ
リーズやPSシリーズがあります。しかし、1980 年代になると純粋なアナログ・シンセサイザーは次第
に数を減らし、代わりにProphet VS™ のようにサンプリングされた波形を使用するウェーブ・テープ
ル方式のシンセサイザーが主流となりました。
“プロフェット V”ではプロフェット 5モードでは減算方式、プロフェット VS モードでウェーブ・
テーブル方式の音色作成を採用し、さらにそれらを組み合わせて使用することも可能です。これによ
りこれまでにない斬新な音色を生み出すことを可能にしています。
基本的な特徴
数ある音色作成方式の中でも“減算方式”はもっとも歴史があり、今日でもサウンド・デザイナーや
ミュージシャンに愛用されている音色作成方式です。この方式では複雑なテクニックを特に必要とせ
ず、手軽にアナログ・シンセサイザー特有のざらつき感ある味のある音色を作成することができます。
減算方式による音色作成の特徴は、サイン波とさまざま倍音によって自然なサウンドを作り出すとこ
ろにあります。またこの方式においてはノコギリ波を使用したリッチなサウンドやフィルターを通す
ことで余分や倍音を取り除くこともできます。
6.1
3 つの主要なモジュール
6.1.1 オシレーター(VCO)
オシレーター(Voltage Controlled Oscillator = ボルテージ・コントロールド・オシレーター)
とノイズ・ジェネレーターは、プロフェット V における音色作りのスタート地点であると言えます
オシレーターの音色信号(波形や音程)は音色の基本となり、原形となる音色信号を加工してバイオ
リンや、ギターなどの音色に仕上げていきます。
プロフェット 5 モードのオシレーター・セクション
ARTURIA – PROPHET V – USER’S MANUAL
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